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昨日家の前の電線が切れた。 電気と電話回線が途絶え、洗濯機が途中で止まったりトイレの水を洗面器で流したりする事態が起きた。 もちろんネット社会からも隔離された。 毎日書き続けたブログが・・・まあいいけど。と言ってはみたが気になるので 携帯で投稿してみようと思い立ち、あまり人に知られたくないくらいの時間をかけて 結局うまくいかなかった。 こういうのも歳だろうか、と言ってるそれ自体がそういう歳である。 で、とにかく現代の我々は電気がないとどーしよーもないのですぐ復旧部隊が来てくれはしたが 工事の開始がすでに夕刻であったためあっという間に日が暮れた。 明かりが灯るまでのあいだ暗い部屋でただじっと待つことになりそうだった。 すると餌付け猫のグリちゃんがいつものように現れて入り口のところでカリカリをガリガリかっこむと 暗い部屋にこれといった戸惑いも見せずすべり寄って来、柔らかマグロのおやつを要求してきた。 野生の猫にとってはエサをくれる人間が暗闇で灯りもつけずじっとストーブの火を見つめていようが 家の前でヘルメットを被った男達が大声で喚いていようがどうでもいいことである。 こちらもなめられちゃいけないという気になって窓明かりの視界をつたい、 マグロカマスライスを2cmほどにちぎりながら食べさせてやった。 またグリちゃんがあまり好まないタラの乾いたやつも普段と同じ態度で時々とりまぜて差し出す。 すると、これも普段と同じ態度だが猫はさりげなくうつむき気味のしぐさでタラを拒否。 一度くちに入れたものを床に落としちゃった、というようなことさえする。 しかも七回に一度くらいはパクリとすんなりかじりつき、逆にこちらが一瞬固まらなくてはならない。 暗闇とはなんの関係もなくすでになめられている可能性があった。 それにしても夜行性の実力と魅力を存分に発揮し帰っていった野生猫グリちゃん。 また惚れ直しちゃったかな、と中年のオヤジのようなことを考えていたそのとき 家中の電気がいっせいに起動を始め、突然言葉のない意思疎通の領域から連れ戻された。 ま、とにかくインターネットは今日復旧しました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 2010-11-18日分- -
by vutin
| 2010-11-19 15:47
| いろいろ
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:猫と植物:::
野良だった猫ボフはマルカに託し 病気療養中の実家で庭をブラブラ 写真・文 ヴーチン ★過去記事の写真がうまく表示されないときは何度か更新をくりかえしてみて下さい 画像一覧
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